きのこ女子大

2015.08.31

ヘルシー食材として話題の「えのきたけ」に新たな健康効果が見つかりました!

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東京農業大学で8月26日(水)、「えのき氷による免疫調整効果」の研究成果発表会が行われました。

「えのき氷」は、これまでも悪玉コレステロール値の低下作用や糖尿病予防に効果があるとしてメディアでも注目されていましたが、今回、さらなる健康効果が見つかったとのこと。充分過ぎるほどヘルシーだと思っていた「えのき氷」に、まだまだ健康効果があったとは!これは「きのこ女子大キャンパス」としても見逃せません。メンバーもさっそく東京農業大学に行ってきました!

ちなみに「えのき氷」とは、えのきたけと水をミキサーにかけ煮詰めて凍らせたもの。

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食物繊維を多く含むえのき氷_IGP0250 のコピー

実は、えのきたけは細胞壁が固いので、普通に食べても半分近くは吸収されず体外に排出されてしまうそう。でも、粉砕し煮詰めた「えのき氷」なら、栄養成分がたっぷり抽出されているので、その健康効果を無駄なく体に摂りいれることができるのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA研究成果を発表する東京農業大学の江口文陽教授

長年にわたり、「えのき氷」の健康効果を研究してきた東京農業大学の江口文陽教授が、今回発見された「えのき氷の免疫調整機能」を丁寧に解説してくださいました。

■「えのき氷」の免疫調整効果とは?

「えのき氷」には体内の免疫細胞を増やす効果があることは、これまでも広く知られていました。きのこをモリモリ食べて免疫がどんどん上がれば病気知らず!こんないいことはないですよね。

ところが、江口教授によると、免疫力は高ければいいというものではないのだそうです。

例えば、花粉症などのアレルギー疾患は、体に異物が入ると免疫が反応し、鼻水などがでる症状を引き起こします。ここでさらに免疫力が高まってしまうと、かえって過剰反応をおこし、症状が悪化してしまうのです。

ということは、「えのき氷」は、ほどほどに食べておいたほうがいいの?と不安になりますが、そんな心配はご無用!なんと「えのき氷」には、「免疫を上げすぎない効果」もあるのだそうです!ここが今回発見された「えのき氷」のすごいところなのです。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA新たな健康機能の発表とあって、多数のメディアが取材

花粉症の人が「えのき氷」を食べ続けた結果、過剰な免疫反応が抑えられて、症状が軽減されたという研究データも示されました。

免疫を上げるだけでなく、下げる働きもある”この「免疫調整効果」は、健康食品でおなじみのアガリスク茸に含まれることは分かっていたのですが、一般消費者が気軽に購入できるきのこで発見されたのは「えのきたけ」が初めて!!

スーパーきのことして「えのきたけ」は、ますます注目が集まりそうですね。

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江口教授の基調講演後は、タレントの城咲仁さん、ミス日本みどりの女神・佐野加奈さんらを迎えてパネルディスカッションが行われ、えのき氷の健康効果や家庭でのえのき氷活用術の紹介など、楽しい“きのこトーク”で盛り上がりました。

レシピ本を何冊も出すなどフード&ビューティアドバイザーとして活躍中の城咲さんは、すっかり「えのき氷」の虜に。「うま味がたっぷりあるから、調味料の代わりにも使えそうですね。減塩にもつながりますよ!えのき氷を使った新しいレシピ考えてみたいと思います」

OLYMPUS DIGITAL CAMERAタレントの城咲 仁さん

OLYMPUS DIGITAL CAMERA高崎健康福祉大学助教・管理栄養士の宮澤紀子さん

OLYMPUS DIGITAL CAMERAミス日本みどりの女神・佐野加奈さん

東京農業大学4年生で、国際食料情報学部に在籍している佐野加奈さんは、「えのき氷」の美容効果に着目。
「外食が続くと、すっきりしない感じになりますが、そんな時は、食物繊維豊富なえのき氷がよさそうですね。美肌にもよさそうです」。

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江口教授からも、うれしい補足説明が。
「えのき氷には、ドロドロ血液をサラサラにする効果もあります。きれいな血液にのって免疫が体のすみずみまで届けば、肌ツヤもよくなりますよ」。
体の中からキレイにしてくれる「えのき氷」、女子必食フードになりそうですね。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERAJA中野市代表理事組合長の阿藤博文さん(左)と田川 達さん

「えのき氷」発祥の地・長野県中野市のJA中野市代表理事組合長・阿藤博文さんと生産者の田川達さんは、普段ご家庭で食べているえのき氷を使った料理を紹介してくださいました。
「みそ汁やカレーがおすすめです。味噌やルーを入れる前に、えのき氷を入れます。そうするだけで、うま味もトロミもついて美味しくなります」(阿藤さん)
「卵焼きを作る際にも、ぜひ活用してほしいです。深い味わいになりますよ」(田川さん)
どれも、普段の料理に氷をポンッと加えるだけ!これならすぐにえのき氷生活をはじめられそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAきのこ女子大を代表して質問する井澤綾子さん(右)と新里珠美さん

ディスカッション後の質疑応答では、TAN-SUがプロデュースする「きのこ女子大キャンパス」の女子大生・井澤綾子さん(十文字学園女子大学3年)と新里珠美さん(東京農業大学3年)も、江口教授に質問させていただきました。「きのこ愛を持ち続け、研究を続けられるモチベーションはどこからくるのですか?」
きのこの美味しさや楽しみ方を追求し続ける彼女たちらしい質問に、江口教授はやさしく答えてくれました。
「きのこの気持ちになって研究しているのです! 僕がきのこだったら、もっと自分のことを知ってほしいと思うでしょう。まぁ、これは半分冗談ですが。きのこを研究してひとつのことがわかっても、また次から次へと疑問がわいてくるのです。それを何とか解明したい…その思いで研究を続けて30数年経ちました」

なるほど、深いお言葉です!江口教授ありがとうございました。これからも、きのこ女子大キャンパスは“きのこの気持ちになって”活動を続けていきたいと思います!!

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井澤さんと新里さんは、発表会後に行われたメディアの囲み取材にも積極的に参加。かつてイタリアンの調理場に立った経験をお持ちの城咲さんは、パスタとの相性が抜群だったブナシメジが今でも好き、とのこと。そこで、「女の子ウケするブナシメジを使った料理」や「きのこを使った商品開発」についても直接質問させていただきました。きのこ女子大でもオリジナルのレシピ開発に取り組んでいるだけに、2人とも興味津々です。

城咲さんは「暖かい時期ですと、きのこのマリネもいいですね。オリーブオイルで和えて、アンチョビも加えて。バジルやバルサミコも入れて、レモンを絞って冷やしておくといいですよ。ちょっと油を吸って柔らかくなったきのこを、さっぱりとレモン風味で食べるのは最高ですよね!バルサミコを入れるのが少し面倒だなと思ったら、ぽん酢とオリーブオイルで和風きのこマリネに。オススメですよ」とやさしくお答えくださいました。

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2人からJA中野市でも取り扱っている、えのきたけが入ったドレッシングや干したえのきたけなどの商品をプレゼントすると「ええーっ!こういう商品があるんですね!すごく興味あるし、料理に使ってみます!」と大変喜んでいらっしゃいました。テレビや舞台などでも活躍されている城咲さんから直接お話をお伺いできて、きのこ女子大の2人も感謝感激。貴重な機会となりました。

今回、新たに発見された“えのきのパワー”。美容や健康づくりに、うまく活用していきたいですね。きのこ女子大でも「えのき氷」を使ったレシピを開発しています。ご家庭でも、ぜひ、えのき氷生活を実践してみてくださいね!

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▼きのこ女子大 × cookpad(きのこ女子大のオリジナルきのこレシピ集)
http://cookpad.com/kitchen/12383637

 

text = Maki Yamazaki
photo = Kenjiro Yamashita

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